プロジェクトストーリー

大橋JCT交通安全対策|東京都

赤と青のカラー舗装で、ドライバーを安全に誘導。
国内トップレベルの技術を持つ会社の一員という誇りを持って業務を推進。

日本初の特殊構造を持つ大橋JCTにおいて、
OC保有の交通技術を駆使して、利用者のストレス増大のリスクを軽減。

大橋JCTは、2周のループ形状に加えてらせん構造。連続的に同じ風景が長く続くため、ドライバーが行き先や現在地を認知しにくいというリスクがありました。そしてどのように案内誘導すれば利用者が迷わず、しかもストレスなく目的地にたどり着けるかが課題でした。発注者もその課題を認識しているものの、具体的に何が問題で、どのように解決すればいいのかが分からない状態。そこで走行支援のための検討業務を実施することになりました。
いろんな立場の方を説得するため、交通分野や人間工学の専門家や研究者に声をかけ、意見を共有する体制を構築。当初から漠然と「色で誘導することになるのだろうな」とは考えていて、色で案内誘導している全国の事例を収集するほか、有識者の意見を反映しながら、事例やアイデアを元に一次案を作成。DS(ドライビングシミュレーター)というバーチャル空間で被験者が運転できる環境を作り、走行実験を行いました。さらに、まだ工事中だったためシートを並べて色付けして現場実験。ループは楕円なのでカーブが緩い所ときつい所があります。ゼブラ模様やパターンに変化をつけるなど、ドライバーの負担を軽減する工夫を凝らしました。

発注者からの信頼が厚く、期待も大きい交通分野。
さらにレベルの高い仕事に挑戦したい。

安全に関わるため、現場実験には警察の方にも参加いただきました。発注者、行政、警察、有識者など関係者の合意形成が大切です。大橋JCTは日本初の構造で前例がなく、ゼロから方法を組み立てる初期段階で苦労しました。工事が進行中なので、施工現場を見ながら現場実験を調整。工程管理にも注意する必要がありました。安全対策や渋滞対策の検討は、すべて当社が請け負っており、提案に関して高い評価をいただいています。OCは交通分野において国内トップレベルの技術を持つ会社。難易度の高い仕事に取り組むことができるのはコンサルタントとしての大きな喜びですね。

(2013年10月)

後藤 秀典(ごとう・ひでのり)

関東支社 交通技術部 副主幹 関西大学大学院了
入社後から関東支社で、主に交通分野を担当。これまで交通安全対策、渋滞対策、スマートインターチェンジの整備、トンネル防災など幅広い業務に従事している。

後藤 秀典(ごとう・ひでのり)

関東支社 交通技術部 副主幹 関西大学大学院了

入社後から関東支社で、主に交通分野を担当。これまで交通安全対策、渋滞対策、スマートインターチェンジの整備、トンネル防災など幅広い業務に従事している。

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