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河川・海岸

業界の地図を「ひっくり返す」
河川分野の成長を支える女性技術者

佐藤 睦美
2009年入社
九州大学大学院了

佐藤 睦美
2009年入社
九州大学大学院了

OCを選んだ理由

大学時代の研究分野は土木とは無縁
イチからのスタートでも着実に成長できる環境

大学時代は古い町並みの保全や、歴史的な景観を活かした街づくりの研究をしていました。最初は研究分野に近い、観光・ツーリズム系への就職を考えていたのですが、途中で「人の相談にのるの、好きかも」ということに気がつき、建設コンサルタントを視野に入れ始めたんです。実は、OCのインターンに参加したのも内定が出た後でした。もともとは都市計画系を考えていたのですが、「ピンポイントで自分の専攻を活かせる業務は少ないだろう」と思い直し、配属に関する強い希望は出しませんでした。土木の勉強を始めたのは、河川に配属が決まってからです。最初のうちは「絵とき水理学」という初歩的な本で、イチから基礎知識を学んでいました。幸い、私が納得するまで指導してくれる先輩・上司が近くにいてくれたおかげで、分からないことを分からないままにすることなく、着実にスキルアップしていくことができました。

仕事のやりがい

若手時代に経験した業務への再挑戦
樋門設計業務を通し10年間の成長を実感

入社3年目に初めて国交省業務の主担当を経験。その時はまだ慣れないことも多く、目の前の業務と向き合うことに必死でした。それから10年経った今、今度は管理技術者の立場で隣地区の樋門設計業務に取り組んでいます。どのように治水効果を高め災害の被害を減らすか、運用的な面で地元の方の手間をいかに軽減するか。お客様の求めていることを、工事業者の負担もできる限り減らしながら実現するというアプローチは、今の時代ならではですね。あの時より、何倍も広い視野で業務と向き合えている実感があります。これまで蓄積してきた知識を活かして働けていることが、一つのやりがいにつながりました。また、当時の私に負けず劣らず、業務に対して真剣に向き合う部下の姿とその成長も、新しい仕事の楽しみになっています。

これからの目標

大学での学びが今ここにつながる
幹部職の立場から河川事業拡大に貢献

OCの河川事業は徐々に規模が拡大しており、近年だと歴史の深い大河川を扱う業務も増えてきました。直近で携わった業務では、周囲の自然環境や人々の安全、歴史的な景観、文化財のすべてに配慮した堤防デザインを、他支社・他部署の社員にも力を借りつつ検討。大学時代に研究していた文化遺産マネジメントの知識とこれまでの自己研鑽とがマッチした、自分の強みを120%発揮できる業務でした。他にも、既設堤防に対する「レベル2地震動」の対策・検討を行ったことが後の受注規模拡大に寄与するなど、一つひとつの業務・経験がすべて自分、そして組織の成長につながっています。OCは会社として女性の活躍を推進しており、私自身も多くの案件に挑戦させてもらいました。河川分野は、まだまだ成長の余地を多く残しています。チームメンバーの得意・不得意を見極め、各自が仕事を楽しみながら挑戦できる環境を整備し、業界トップの集団を目指して成長していければと思います。

入社希望者の方へのメッセージ

OCはとにかく、挑戦できることの幅が多いのが特徴です。私も他分野の業務や海外業務など幅広く経験させてもらいました。一見「これって意味あるのかな」と思うことでも、いつか必ず、新たな受注を生み出す武器や引き出しになるはずです。積極的なチャレンジを! また、河川事業のやりがいの一つとして、災害が起きた時に被害がないよう祈るだけではなく、自分の知識や専門力を活かして地域に直接貢献できるということがあげられます。貢献できる地域・領域を拡大し、今後も事業部全体として成長し続けることができるよう、ぜひ皆さんのお力を貸してもらえたら嬉しいです。一緒にOCの河川事業を切り拓いていきましょう!