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景観・ランドスケープ/歴史・文化

地域や土地に対する理解を深め
住民や担当者からの信頼を獲得

森田 なつみ
2018年入社
筑波大学大学院了

森田 なつみ
2018年入社
筑波大学大学院了

OCを選んだ理由

文化財の現実を肌で感じた学生時代
培った基礎知識を実務に還元

大学時代、考古学の研究でエジプトを訪れた私は、遺跡の発掘に数多くの現地住民が雇用されていることを知りました。ここから遺跡と地域との関わりについて興味を持ち、大学院では文化財の保存・活用を専門的に学びました。そんな私の就職活動の軸は、「地域活性化」と「文化財の保護・活用」に関われること。文化財に特化したコンサルタント会社も検討していましたが、なかでもOCは、地域活性化や観光といった分野が部署として独立している点が魅力でした。そして「私のやりたい仕事が実現できるのは、絶対にこの会社だ」と思い、OCへの入社を決めました。現在は観光振興計画策定業務や観光コンテンツ開発プロモーション業務に携わっていますが、「文化財の保護と活用の両立」という課題に対する提案には、大学と大学院で学んだ専門知識が役立っています。

仕事のやりがい

ひとつの地域に根ざした仕事
子会社との兼務で生まれた関係性

入社2年目からは、南アルプスゲートウェイという子会社の仕事と兼務していました。山梨県の西側に位置する南アルプス市は、国立公園やユネスコエコパークに指定されており、豊かな自然と人々の営みが調和しているところが特徴です。地域資源を活かした着地型旅行商品の造成販売などを通じて知識を養い、子会社での経験をコンサルタント業務に還元していました。コンサル業務でも山梨県内の案件に参画し、地元のみなさんと継続的なお付き合いをしています。このように、ひとつの地域に長く携わることで、地域そのものに対する理解や、関係者との仲もだんだんと深まります。地元事業者と連携してツアーを実施した際には、担当の方に「私たちのような小さな事業者では実現できないことも多いので、またオリコンの力を貸してください」と言っていただき、とてもうれしかったですね。私も年を追うごとに地域への愛着が生まれ、より仕事が楽しくなりました。

これからの目標

空き家を新たな滞在場所へ
社内の意見交換でより良い提案を実現

現在、社内の研究開発のひとつとして古民家再生プロジェクトに関わっています。このプロジェクトは、地域に足を運んだ際の「空き家が増えて困ってるんです…」という地元の方の声をきっかけに生まれました。歴史的価値のある資源の保全と賑わいのある地域づくりに貢献するため、地元の事業者と協力しながらプロジェクトを推進していきたいと思います。また、入社直後はなかなか自己主張ができず、尻込みすることも多かった私ですが、若手の意見にしっかりと耳を傾けてくれる先輩や上司のおかげで、今では臆さず自分の考えを言えるようになりました。私の所属する地域活性化推進部は、事業経営の領域にも携わりながら、お客様に対する円滑な支援と地域貢献の両立を目指しています。今度は、私が先輩として社歴や経験に関係なく有意義な意見交換ができるよう、後輩が自発的に発言できる雰囲気をつくっていきたいです。

入社希望者の方へのメッセージ

地域活性化推進部は、観光系のコンサル業務のほか、地域に拠点を持ち事業経営を展開しています。これにより、各地域に対して観光振興の方向性を導く“政策面”と、自分たちが事業者として施策を実践する“実践面”の両面から、地域づくりをリードしています。私自身も観光の知識は入社してから身につけたので、「地域活性化」に興味があり、自分なりの意見やアイデアを持っている方にぜひ入社していただきたいです。