ランドスケープ分野から
地域住民の豊かな暮らしを支えたい
宮地 創
2023年入社
室蘭工業大学大学院了
宮地 創
2023年入社
室蘭工業大学大学院了
学生時代、豊かな環境の公園で地域課題を解決する活動に参加したことが、ランドスケープの分野に魅力を感じた大きなきっかけです。私も人と自然との関わりをデザインする仕事がしたいと考え、ランドスケープデザインに特化した設計事務所に新卒で入社した後、公園緑地やガーデンなどの計画・設計・現場監理の経験を5年間積みました。しかし、大型案件の主担当として発注者や施工会社の方々と対峙する中で、専門知識やプロジェクトマネジメントスキルの不足を痛感。もっと幅広い技術を磨き、確かなマネジメント力を身につけたいと考えていたとき、OCのコーポレートサイトを見つけました。OCは公園緑地だけでなく、河川や交通/道路、それら複合的なプロジェクトといった幅広い領域を手掛けていることを知り、ここでなら幅広い分野の知識やマネジメントスキルを高いレベルで学び、より大きな視点でランドスケープに携われると確信しました。
OCに入社して間もなく、総合公園の再整備事業における設計監理業務を担当しました。具体的には、設計図面の作成から工事監理フェーズに携わり、図面通りに現場が作られているかの確認や、不具合の調整を行うのが主な業務です。設計・施工を一体で進めるPFI工事だったため、社内外の人々とチームを組んで現場をつくり上げる達成感を感じられました。中でも感動したのは、専門外だった電気設備に初めて挑戦し、自分が図面を作成したナイター照明が現場でピカッと光ったのを見た瞬間です。あのときのほっと胸を撫で下ろすような思いは、今でも鮮明に思い出せます。そして竣工後、公園に実際に足を運んでみると、子どもたちが元気に遊んでいたり、地域の方がジョギングをしていたり。自分が手がけた空間が人々の日常の一部になっている姿を見て、自分の仕事が誰かの生活の一部になっているんだと実感できたことが嬉しかったですね。
重点化プロジェクトであるグリーンインフラの取り組みを推進し、より良い街づくりに貢献したいと考えています。このプロジェクトは、街に緑が増えることで、雨水の流出抑制やWell-beingの向上などにどれほどの効果が生まれるのかを定量的に示す試みです。緑がもたらす価値を明らかにすることで、環境整備の公共事業化を後押しし、地域の課題解決につなげられるのではないかと考えています。また、街づくりには長期的な視点が必要です。木々の成長や、未来の世代が利用する姿、さらには自治体が抱える維持管理の負担までを見据えた、100年先にも価値が続く提案を目指します。その一歩として、空間を「つくる側」だけでなく「維持管理する側・運営する側」の視点も学ぶため、社内の指定管理等研修制度(自社で運営している指定管理の事業を実際に体験する研修プログラム)に応募しました。運営やビジネスの仕組みまで包括的に理解することで、多角的でより柔軟な提案ができるコンサルタントへと成長していきたいです。