橋も、まちづくりも
どちらにも携われるのがOCの魅力
高山 智衣
2014年入社
山梨大学卒
高山 智衣
2014年入社
山梨大学卒
学生時代は土木環境工学科に所属し、土木工学全般を学んでいました。将来を考えた時も、志望はもちろん土木関係の仕事。特に、まちづくりといった広範囲に及ぶ仕事に興味がありました。しかし、研究室に配属されて専門的な知識を得るうちに、橋梁にも心が惹かれるようになりました。橋とまちづくり、どちらにも携われる会社を探したところ、OCを発見。総合コンサルタントは忙しい、ということは以前から聞いていましたし、説明会に参加した中には多くの社員が忙しく仕事をしていた会社もありました。しかしOCの説明会ではどの方も明るく元気で、仕事に対しても前向き。ここでなら私も頑張れそうだと感じ、入社を決めました。
これまで取り組んだ業務の中で印象に残っているのは、自分が初めて主担当として最初から最後まで設計に携わった、神奈川県の橋です。この案件で初めてクライアントと直接対応しましたが、まずは対等に話をするのも大変でした。打合せの際にお客様の要望を汲み取りきれず、提出した資料に対して「ここはもう少し詳しく書いてほしい」と指摘されてしまったことも……。その時に、仕事を進める上では専門技術だけではなく、スケジュール管理能力やコミュニケーションスキルも必要なことを学びました。橋に桁本体をかける架設工事を行う際には、私も立ち会う予定。苦労した分、自分で設計した橋の完成が楽しみです。
橋梁設計をするためには、橋のことだけ理解していればいいわけではありません。例えば川を越える場合は河川の知識が必要ですし、地盤についても学ぶ必要があります。今後は国土交通省や高速道路会社の橋梁設計にも携わりたい。そのために、幅広い知識を身につけたいと思っています。また、橋というのは一つひとつがオーダーメイド。架ける場所が違えば条件や設計の方法も異なるので、あらゆる業務に関わりながら地道に技術を習得したいです。余談ですが、現在携わっている案件の中には私の実家近くの橋もあります。その仕事を受注したときはとても忙しい時期でしたが、上司の計らいもあり担当させていただけることになりました。今は最終段階の設計に取り組んでいて、橋が完成したら大きなやりがいが得られるはず。今からその日が楽しみです。