ソフト防災と構造物設計の
両方に携われることが魅力
入原 渉
2016年入社
山梨大学大学院了
入原 渉
2016年入社
山梨大学大学院了
私が就職活動を行っていた際の基準は、「ハード面とソフト面、両方の災害対策を経験できるフィールドがあること」でした。当時、政府により国土強靭化基本方針が制定され、これからの時代は2つの視点で対策を考えることが重要になると思ったからです。OCは、大学時代の同期が就職したのをきっかけに知りました。仲の良い友人が明るく働いている姿を見て、会社に対して良い印象を持ちました。自分が就職活動をする際もOCの会社説明会に参加。社員によるプレゼンテーションが素晴らしく、この会社でならコンサルタントに必要な技術を身につけられると思い、入社を決めました。
現在所属している河川砂防・港湾部は、ソフト防災と構造物設計の両方に携われる部署です。普段は設計の業務に従事していた私が初めて防災業務に関われたのが、平成30年の7月豪雨への災害対応でした。豪雨が発生してすぐに現地の河川の状況を確認し、復旧図面の作成などを行いました。台風が迫っていた関係で、応急復旧対策として対応。通常では考えられないほどのスピード感をもって作業を進めました。防災業務は、次の災害による被害を防ぐために行うもの。自分の仕事が人の命を守ることに繋がると実感し、やりがいになりました。
理想は、「この構造物の設計は入原に聞け」と言われるほどの得意分野を持ちつつ、幅広いフィールドで活躍できる技術者。そのためには河川分野をメインに、海岸や港湾、砂防など、他分野の業務にも多く携わり、先輩方の技術力を吸収することが大切だと考えています。また、人が納得するような話し方や説明の順序、資料の作り方などは、上司が実践している方法を真似したり、修正していただいた資料から自分に足りない部分を発見して取り入れていきたいです。さらに、技術士試験にも挑戦中。試験対策を通してさらにスキルを磨き、優れた技術者を目指します。