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海外

海外業務を通して
ジェネラリストへと成長

長岡 天津馬
2011年入社
熊本大学卒

長岡 天津馬
2011年入社
熊本大学卒

OCを選んだ理由

総合コンサルタントだからできること
幅広い事業領域と海外への挑戦

大学時代から橋梁の設計者を目指しており、そのまま建設コンサルタントの道を選びました。OCを第二のキャリアとして選んだのは、オリエンタル群馬での地方創生事業をはじめとした、幅広いコンサルティング事業に惹かれたからです。私が長く取り組んできた橋梁にも強みがあり、なおかつ総合コンサルタントとして幅広いフィールドで活躍できる環境もある。これまでのキャリアを活かしつつ、新しいことにも挑戦できるのは魅力ですよね。私は現在、海外事業部に所属していますが、実はOCへ入社する以前は、海外業務に一度も挑戦したことがありませんでした。もともと海外業務に興味は持っていたこと、また国内での実績をある程度持っていたこともあり、入社7年目のタイミングで手を挙げてみたら、たまたまチャンスがまわってきたというのが正直なところです。語学も特段、得意というわけではなく、周囲のサポートを受けながら徐々に学んでいきました。

仕事のやりがい

インド新幹線のアドバイザー業務を担当
国内とは規模が10倍も100倍も違う仕事

海外事業部に転属してすぐ、インド新幹線の施工について、日本の設計・技術を用いてアドバイスを行う業務を担当しました。海外で仕事を始めて一番驚いたのが、とにかくスケールが日本とは全く違うこと。日本人が想像する河川は、川幅が大体100か200mくらいなのに対し、実際に扱うインドの河川は1~2kmと10倍以上の差があります。また、雨季と乾季では水位が5~6mも異なるので、構造物をつくるうえで一度、常識を改める必要がありました。これまで学んできた土木的・工学的な知識をどうやってローカライズしていくか、最初のうちは苦労しました。業務の規模も国内とは比べ物にならないほど大きく、やりがいを感じると同時に、苦心する点も多くありました。数百人規模の団体の中で、円滑にコミュニケーションをとるためには、スペシャリストとしての能力はもちろん、複合的な知識を有したジェネラリストであることが重要。私もまだまだ、若輩者として勉強している最中です。

これからの目標

挑戦を応援してくれる環境で経験を積み
海外で活躍できる、一人のエンジニアへ

海外で活躍できる日本の技術者が不足している中で、自分のスキルを伸ばすのはもちろん、海外と日本の橋渡し的な役割も担えればと考えています。例えば、ありのままの実体験を伝えることで未知に対する不安を取り除いたり、相手の興味を惹きそうな業務の情報を提供したり、さまざま方法を模索していきたいですね。海外だと、分野ごとに専門家が一人ずつしかアサインされないことも少なくありません。そうなると、若手はなかなか勉強の機会がないのですが、OCであればまず国内で技術を学ぶことができます。他に、海外転属の希望や、反対に家庭の都合で国内業務を希望した際には、そちらも柔軟に対応してもらえます。新しい事業に対しても積極的で、各人の挑戦を応援してくれる風土が形成されていると思います。私も単なる設計者ではなく、一人の技術者を目指し、どんな困難な課題でも乗り越えられるような人材を目指して、経験を積み重ねていきます。

入社希望者の方へのメッセージ

「海外業務で、必要となる技術は何ですか?」とよく聞かれます。一番大切なのは「覚悟と勇気」ですね。困難を乗り越えるには覚悟が必要ですし、勇気があれば何でもできるはずです。あとは好奇心が強い方! 日本とは大きく異なる環境でも大丈夫、という方は向いていると思います。インドであれば「毎日カレーが食べられますか」と(笑) もちろん技術も必要ですが、環境に慣れる前に気持ちが落ち込んでしまう人も多いので、そこが大丈夫なら強いと思います。OCは建設コンサルタントとしての幅広いコンサルティング事業や、海外事業などフィールドが広く、努力次第で誰しもが技術者になれる環境です。入社された方は恐れず、覚悟と勇気をもってさまざまなことにチャレンジしてみてください!