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交通政策

業務領域が広いからこそできる挑戦
多角的な視点で臨む交通政策

出原 昇馬
2021年入社
東京大学大学院了

出原 昇馬
2021年入社
東京大学大学院了

OCを選んだ理由

地域に根差した検討を現場の最前線で
若手から挑戦できる環境としてOCを選択

幼いころから車や電車などの乗り物が好きで、次第に地理や街の歴史にも興味を持ち始めました。大学では交通系の研究室に入り人々の移動やそれらを支えるサービス・空間について、各種データを用いて調査・研究。具体的な例をあげると、コロナ禍による人々の外出率や動きの変化に関するデータの分析・展示をしていました。就職先として建設コンサルタントを選んだのは、「現場をもって粘り強く仕事がしたい」という想いを持っていたからです。調査・分析・計画に深く携わり、地域に根差して検討を進められる企業をいくつか見ていく中で、交通や都市の分野に強みがあり、かつ若手から挑戦できる環境が整っていたOCを選びました。大学での学びはもちろん、趣味の街歩きで得た知識やその土地へのイメージが、各地域の実情に合った提案をするうえで役立つなど、これまでの人生経験を活かしつつ働けている実感があります。

仕事のやりがい

入社前からの希望だった道路空間再編業務に
1年目から精力的に取り組む

入社1年目から道路空間再編の検討業務に携わっています。対象とする道路では、街路樹の過度な発育により歩行空間が圧迫されるという問題が発生していました。周辺地域の新たな道路網の整備に伴って、対象区間を歩行者・自転車など、人中心の空間へと道路のあり方を見直すことになりました。業務を進めていく中で、街を行き交う人々の特徴や空間の制約など、地域固有の特性があるからこそ他の地域の事例を模倣するだけではうまくいかないことを実感。現状の問題を解決しつつ、中長期的な変化を地域の方に実感していただき、より魅力的な空間の創出に向け協働できるよう、日々試行錯誤している最中です。他に、道路空間における新たな取り組みである路上カーシェアに関する業務も担当。安全性・円滑性を確保するために、さまざまな検証を行いました。このように先進的な取り組みに、若手のうちから参加できるのもやりがいの一つです。

これからの目標

3Dモデルを活用した合意形成を実施
最適な技術を提案できるコンサルを目指す

OCでは重点化プロジェクトを通して、先端技術を使った研究開発にも携わることができます。今後、先端技術の活用への需要はますます高まっていくと思うので、どんどん手を挙げていきたいですね。私自身も、現在担当している業務の中で、地域住民とのイメージの共有のために3Ⅾ都市モデルPlateau(プラトー)を活用するなど、目的に合わせて先端技術を活用しています。他業務では、自動運転車両の導入やVRシミュレーターの活用も検討しており、日々、新しい視点が求められているなと実感しました。社内で行われている週1のユニット会議でも、国の新たな指針や、ビッグデータの活用事例など、交通分野の最新の動向に関する情報共有を積極的に行っています。発注者をリードするかたちで、最適な提案ができるようなコンサルタントを目指し、視座を高く持って日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。

入社希望者の方へのメッセージ

交通政策の仕事は、データ分析や交通シミュレーション、アンケート調査など、さまざまな方法を駆使して地域の課題を多面的に検討する必要があります。さまざまな材料を検討・分析して作成した成果が、ある地域により良い変化を与える、これが交通政策の面白いところだと思います。OCは業務領域が広く、若手のうちから挑戦できる環境も整っているため、興味のある仕事にどんどんチャレンジしていけます。私自身、強い興味関心を抱いていた道路空間再編の業務に1年目から携わることができました。社会人になった後も、学生時代の経験が、思いがけないタイミングで活きてくることもあります。ぜひ、今持っている興味関心を大切にしてもらえたら嬉しいです。