OCを選んだ理由

まだ社内で実績が少ない業務に対しても
長く関わった業務経験を活かし取り組む

OCが掲げる「社会価値創造企業」というビジョンに共鳴し、この会社への転職を決めました。建設コンサルタントはお客様の需要をキャッチアップし提案するというのが通常です。OCはそれに加えて、自主事業を通して社会に貢献できるような技術・事業を提供し、自ら価値を生み出す取り組みを実施しており、大きな魅力を感じました。今は前職から引き続き、ダム水源地域振興や地域防災に携わっています。転職してすぐは、前職で経験していた業務に対するOC内での実績が少なく、それをどのようにして積み上げていくかに心を砕きました。「ダム水源地域振興に取り組みたい」という私の想いを周囲の上司が尊重し、挑戦を後押ししてくれたおかげもあり、キャリアを活かし働くことができています。共に水源地域振興に関わるチームメンバーも増え、OCが水源地域振興に力を入れているいう社内外への認知度も徐々に向上してきているのを感じます。

仕事のやりがい

水源地域の人口減少に対応するため
新事業を立ち上げ地域の雇用・産業を創出

ダム建設により影響を受ける地域の活性化に取り組むと同時に、災害時の河川氾濫への対応等、都市防災の業務も担当しています。一つの地域に対して、できるだけ地元の方々と多く接し、密に話をしながら地域課題を把握し、物事をきめるようにしています。現在だと、愛知県設楽町において町の存続を目標とした地域振興策を検討。人口を維持・増加させ、街を長く存続できるよう地域や行政、民間事業者と協議を重ねたうえで新規ビジネス検討・提案をしています。また、長く地域に住み続けてもらうためには、雇用や産業とそれを維持できる人材が必要不可欠。新規ビジネス立ち上げに向けた実証実験には、地域内の民間事業者や地域の若手との協働を意識して進めています。この仕事はなかなか達成感を得るのが難しく、私自身、毎日反省の日々です。ただ、一つの地域と長く向き合っていく中で地域の方々から「一緒に何かしよう」と声を掛けていただけることがあり、その時には大きなやりがいを感じます。

これからの目標

「遊びながら仕事をする」をテーマに働く
仕事だけで完結しない自分だけの人生を

水源地域振興を通して長く地域の方々と関わり、街の存続について一緒に検討していけるよう、今後、新たな事業に展開していければと考えています。ここ数年、OCの中で働き方としてテレワークが定着していると思います。従来のように会社へ行って仕事をするだけではなく、もっと自由な裁量で業務に取り組める環境を整えることこそが、自主的な技術者を育てるうえでも大切です。社員にはそれぞれ、プライベートの趣味や独自のライフスタイルなど、会社以外での立場があります。例えば私は「遊びながら仕事をする」をテーマに、週末も設楽町で渓流釣りをしたり、友人とトレッキングをしたり、楽しみながらその場所への理解を深めています。一方で、仕事とプライベートはきっちり分けたいという人もいるはず。それぞれが考える人生設計や各自の性格に合わせて、最も生産性が上がる働き方をしていけるよう、今後も管理職の立場として自分にできることを考えていきたいです。