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流域管理・保全事業

港湾・漁港

防災事業および保全事業により多岐にわたる港湾機能のマネジメント支援

津波や高潮・高波等の自然災害から国・地域を守るため、各種施設の計画・設計から維持管理までのあらゆるプロセスで技術を提供しています。 また、その対象も商港、工業港、旅客港、漁港など多岐に渡り、それぞれの特性に応じた技術を提供しています。

横浜新港埠頭9号岸壁設計
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横浜港の新港埠頭9号岸壁において、レベル2地震動に対応する耐震強化岸壁であり、かつ、クルーズ船の着岸も可能となるように改良設計を行いました。施工期間が限られているため、本体工はジャケット式桟橋を、上部工はPC桁を採用して、工期を大幅に短縮可能な設計としました。現在は工事も完了し、ハンマーヘッドパークとともに横浜港の新しい名所となっています。

横浜港大黒埠頭T1~T2バース付帯施設設計
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通常はRORO船などの貨物船が着岸する岸壁において、大型クルーズ船が着岸できるように防舷材等の付帯施設の改良設計を行いました。

明石港浮桟橋設計
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兵庫県明石港と淡路島を結ぶ連絡航路のうち、明石港の係留施設として浮桟橋と連絡橋を設計しました。完成後は、地域住民の通勤・通学や淡路島への観光に利用されています。

東日本大震災港湾施設災害復旧事業
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東日本大震災直後より、岩手県・宮城県・福島県における港湾・漁港・海岸施設の災害査定業務及び復旧設計業務を実施しました。

最大規模の高潮浸水想定区域図作成
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日本は、三大湾の沿岸にゼロメートル地帯が存在するなど、高潮による影響を受けやすい地形となっています。東日本大震災後に津波に対して発生頻度の高いレベル1、最大クラスのレベル2が導入されたように、高潮に対しても最大規模への対応が必要になりました。台風による高潮の潮位偏差を予測するシミュレーションを行い、最大規模の高潮浸水想定区域図を作成しました。

UAVレーザによる港湾施設調査
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災害時における港湾施設の被害状況の早期把握を目的として、UAVレーザーを活用して平常時の施設状況を事前に取得することで、将来の災害発生時に地形標高データを取得することで変状箇所を迅速かつ効率的に把握することができます。

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