交通運輸事業
交通技術
最先端の交通技術を活用し、道路整備や防災、地域活性化を支援
交通ビッグデータ、AI、IoTなどのデジタルの活用技術、交通安全に関する対策検討技術、交通シミュレーションによる渋滞対策検討技術など、 高度で多様な交通技術を活用して、交通事故対策、交通渋滞対策の検討を行い、安全・円滑・快適な道路交通の実現に向けた取り組みを進めています。
自動運転車両も考慮した交通運用検討

自社開発した高速道路の交通ミクロシミュレーションソフト(FAMS:Future advanced microsimulator)を活用して、車両一台一台の交通挙動及び自動運転車両の挙動を再現することで、交通渋滞の発生要因や自動運転車両のトラック隊列走行等を導入したときの課題を的確に捉え、合流部の道路構造など適切な対応策を提案しています。
3D都市モデルの活用による交通まちづくりの推進

3D都市モデルやMMSデータを活用したデータ連携基盤を構築し、サイバー空間での解析・検証、空間検討を通じて、移動サービスの向上、空間づくりへ反映し、持続可能な交通まちづくりを推進しています。
AI技術を活用した錯綜事象把握による交通事故要因分析

AIカメラやドライブレコーダーの画像を活用して、長時間に亘る交通事象の観察・観測から稀にしか発生しない錯綜事象を捉え、3D道路モデル上に再現するシステムを構築しました。これにより、今まで見落としてきた真の交通事故要因を把握し、より的確な対策立案に取り組んでいます。
AIカメラを用いた人流解析に基づくウォーカブル区間計画

AIカメラを駆使して人の動線や滞留状況を把握することで、動線が錯綜しない施設配置、適正な荷捌きスペースの計画等、居心地が良く歩きたくなる街路空間の構築を実施しています。
仮想空間シミュレーションによる自動運転に応じた道路空間評価

高精度3D道路地図データから作成した仮想空間において、自動運転車両の走行をシミュレートして自動運転車両の安全走行への影響を分析し、自動運転車両の安全走行を目指した道路空間の検討に取り組んでいます。
山陰道朝山・大田道路 大田朝山ICラウンドアバウト

島根県の山陰道朝山・大田道路の大田朝山ICへのラウンドアバウト導入にあたって、ビデオ撮影、走行調査などによる各種データから、安全性、円滑性を定量的に評価し、我が国で初の幾何構造となるラウンドアバウトを計画・設計しました。