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防災事業

水防災

山から海にわたる水防災行政に対するハード・ソフトの両面からの支援

洪水や高潮、津波等の風水害に対して、施設だけでは国民の生命や財産を守り切れない「流域治水」の考えに立ち、社会全体で洪水や高潮、津波等に備えるためのソフト対策及びハード対策による水防災事業を展開しています。

防災ハザードマップの作成
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住民の防災意識向上を高めるため、津波災害や土砂災害を想定したハザードマップや、防災手引きを策定しました。

氾濫シミュレーションによる地下街の浸水危険度評価
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都市部での集中豪雨を対象に、地表面の流水と下水道の氾濫を考慮したシミュレーションを実施し、地下街の浸水危険度を評価しました。

津波避難シェルターの設計
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津波避難シェルターは、津波により一時的に水没しても、避難者の安全性を保てる密閉性の高い施設と定義づけています。当社は、この国内初となる津波避難シェルタ ーの実現性を検討する技術検討業務を受託し、空気や電気、通信等の確保を考慮し「半地下の箱」「地上のドーム型」「崖地の横穴型」の3つの基本形を概略設計した後、「崖地の横穴型」について、導入計画、構造設計、運用を含めた提案を実施、平成 28年8月に落成しました。

津波シミュレーションの実施
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津波シミュレーションにより、沿岸地域での津波高や流速、陸上での浸水深を詳細 に予測しました。また、河川遡上のシミュレーションの結果をもとに、河川堤防の嵩上げによる津波対策工の検討を行いました。

浸水想定区域図を用いた水害リスク評価
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近年毎年のように全国各地で水害が発生しています。厚木市を流れる7河川による水害被害によるリスク評価を実施しました。

3D都市モデルによる水害リスクの可視化と避難行動の高度化
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3D都市モデルに浸水想定を重ね合わせることで、住民の方々にも水害のイメージが伝わりやすくなり、洪水規模に応じた複数の対策案など、多様なケースに対して迅速なシミュレートを可能としました。さらに、道路の通行規制などの情報を可視化することで避難行動のユニバーサル化にも対応します。

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