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道路整備・保全事業

構造(橋梁・特殊構造・解析実験)/保全(点検、補修補強設計)

将来の保全や運営管理に配慮し、美観や維持コストに配慮した橋を設計

ニーズが多様化している現代、橋にも「美しさ」、「低環境負荷」、「低ライフサイクルコスト」等、様々な機能が要求されています。これらのニーズに応えるため、積極的に新たな技術・工法・手法を用い、次の世代に残る橋の計画・設計を行っています。

遮音板の落下物防止性能に関する解析・実験
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高速道路の遮音壁に衝突した落下物を道路外に落下させないことを目的として,遮音板の落下物防止性能の向上を図るための改良検討を解析と実験を併用して実施しました。

横浜北西線関連事業(港北JCT、本線、青葉JCT)
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東名高速道路と第三京浜道路を繋ぐ横浜北西線において、都市内の制約条件や環境条件を考慮して、数多くの橋梁設計を実施しました(港北JCT:土木学会田中賞受賞)。

菰野第二高架橋西
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周辺環境との調和を基本コンセプトとし、設計では遠景からの橋全体としての形の統一感、近景では圧迫感の軽減や汚れに対する維持管理上の工夫を行いました(土木学会田中賞受賞)。

首都高速1号羽田線勝島地区の補強設計
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東京オリンピック(昭和38年)時期に開通した、3径間連続PC箱桁橋のゲルバー構造部分を連続化、さらに連続化できない箇所は新設橋脚で支えるという大規模修繕を行い、今後の維持管理性を大きく向上させる設計としました(土木学会田中賞受賞)。

出島表門橋
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長崎出島復元プロジェクトの一環として海外コンサルタントと共同で設計した、最新技術を用いた人道橋です。歴史的遺産である出島に負荷をかけないように対岸から張り出した特殊構造となっています(土木学会田中賞受賞、2018年グッドデザイン賞受賞)。

小名浜マリンブリッジ
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福島県いわき市小名浜港に建設された橋長927mの臨港道路橋です。航路上をまたぐ主橋梁部は、5径間連続PCエクストラドーズド橋であり、臨港道路橋として日本で初めて採用した形式です。小名浜港および周辺地区のランドマークとして、周辺環境と調和し、景観に配慮したデザインとしています。また、海上橋としての厳しい腐食環境に対する耐久性、維持管理性の確保にも工夫を取り入れた橋梁です。

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